HubSpot Sales Hubを調査|無料2ユーザーの範囲と「840〜2,400円」という幅の読み方
こんな人向け:CRM入力が後回しになっている営業チームで、HubSpotの無料から始めるか検討している人
情報確認:2026年8月30日 料金・プラン内容は変更されることがあります。契約前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。 当サイトでは料金情報を90日ごとに再確認する運用にしています(確認方針)。
「無料のCRM」の条件を正確に
HubSpot Sales Hub は「無料で始められるCRM」として名前が挙がる定番ですが、無料の条件を正確に言える人は多くありません。当サイトが2026年8月30日に公式料金ページで確認した内容を整理します。利用レビューではなく、公開情報の調査記事です。
無料プランは 0円で、最大2ユーザー。つまり「営業チーム全員で無料運用」はできません。できるのは、担当者1〜2人が顧客管理の型を作り、回るかを確かめること。無料の役割は検証だと割り切ると、この条件はむしろ十分です。
「840〜2,400円」という表示の意味
Starter の公式表示は 1シート月額840〜2,400円。単一の金額ではなく、下限と上限が公表された幅です。
この形式は珍しく、当サイトの料金構造化でも「範囲価格」として特別扱いしています。読み方の要点は2つ。
- 840円で使えるとは限らない。 条件(年間契約・契約時期など)で単価が動く
- 2,400円を超えない、は公表されている。 予算の上限側は作れる
「〜」だけの下限表示(上限非公表)よりは予算が組みやすい形ですが、確定額ではないので、稟議には上限側で書くのが安全です。この「幅・下限・確定」の区別は予算で選べない理由の記事で整理しています。
Professional から先は「別の製品」と考える
料金表を上に辿ると、Professional は月額10,800〜12,000円、Enterprise は月額18,000円(1シート・年間契約で割引)。Starter との単価差は約5倍です。
そして台帳の「向かない人」に書いたとおり、Professional以上は導入支援が別途必須という条件が公表されています(Marketing Hub 側の調査で確認)。つまり Starter までは「登録して使うSaaS」、Professional からは「導入プロジェクトを組む製品」。同じ製品名でも検討の進め方が変わります。小さく始めて安く済ませたい組織が上位プランの機能表だけ見て進むと、導入支援費で想定が崩れます。
公表されていない法人要件
当サイトの法人要件調査では、法人契約の確認は取れましたが、SSO・監査ログ・データ所在・学習利用は料金ページに記載がありませんでした(非対応の意味ではありません)。Enterprise は営業相談が前提の販売形態です。
全社導入・統制要件がある場合は、見積前に揃える5項目の要領で、これらを確認リストに入れて営業に聞くのが速い進め方です。
検討の進め方
- 無料(2ユーザー)で入力の型を作る — 商談記録が実際に入力され続けるかが最大の関門
- 回り始めたら Starter へ。予算は上限2,400円×人数で書く
- AI機能を多用する予定なら、クレジットの追加費用条件を先に確認
- Professional 以上は導入支援込みのプロジェクトとして再見積
Sansan との比較は対決ページ、営業カテゴリ全体は営業AI比較の記事、数値データは詳細ページへ。
よくある質問
- 「840〜2,400円」はどちらの金額で予算を組めばいいですか?
- これは下限と上限が公表された幅のある表示で、条件(契約時期・年間契約など)によって1シートあたりの単価が変わる形です。確定額として予算に書けるのは上限側で見た場合です。正確な条件は購入画面・営業経由での確認が必要です。
- AI機能は無料でも使えますか?
- AI機能の一部にはクレジット制の追加費用が発生する構成が公表されています。台帳の「向かない人」にも、AI機能を多用したいがクレジットの追加費用を避けたい場合は向かない旨を記載しています。使いたいAI機能を特定してから、そのクレジット条件を確認してください。
この記事を読んだあとに
この記事で扱ったAIツール
関連する業務カテゴリ
営業支援のAIツールを見る商談の記録と入力作業を減らし、商談そのものに時間を戻す
次に読む