社員研修でAIが使える3つの場面|教材づくり・質問対応・録画の資産化

こんな人向け:研修・OJT・マニュアル整備を担当していて、準備と質問対応の時間を減らしたい人

情報確認:2026年8月30日 料金・プラン内容は変更されることがあります。契約前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。 当サイトでは料金情報を90日ごとに再確認する運用にしています(確認方針)。

比較表:どれが自分に合うか

社員研修でAIが使える3つの場面|教材づくり・質問対応・録画の資産化 の比較表
ツール向いている人導入難易度利用者規模無料プラン料金
Gemini Notebook既存のマニュアル・議事録から研修資料を作りたい人すぐ使える個人 / チーム / 中小企業 / 大企業無料プランありプラン数は要確認無料プランあり料金公開
Loom手順の説明を毎回口頭でしているすぐ使える個人 / チーム / 中小企業 / 大企業無料プランあり複数プラン無料プランあり一部料金公開
ChatGPTまずAIを業務で試したい会社員すぐ使える個人 / チーム / 中小企業 / 大企業無料プランあり複数プラン無料プランあり一部料金公開
Claudeすでに文字起こしの手段があり、要約の品質を上げたいすぐ使える個人 / チーム / 中小企業 / 大企業無料プランありプラン数は要確認無料プランあり一部料金公開

料金・機能は変動します。契約前に必ず各公式サイトで最新の条件をご確認ください。 評価の付け方は評価基準に掲載しています。

業務のどの工程を任せられるか

  1. 1既存資料の取り込み
  2. 2研修資料の作成
  3. 3理解度確認の問題作成
  4. 4要約・解説
  5. 5受講・育成状況の管理
ツール既存資料の取り込み研修資料の作成理解度確認の問題作成要約・解説受講・育成状況の管理
Gemini Notebook対応対応対応対応記載なし
Loom記載なし対応記載なし対応対応
ChatGPT対応記載なし記載なし対応記載なし
Claude対応対応対応対応記載なし

手元のマニュアルを読ませて教材や問題を作る工程と、受講や育成の進み具合を管理する工程は別の製品が担います。教材づくりの初期コストをどこで下げるかで選びます。

「記載なし」は「できない」という意味ではありません。 提供元の公表情報で確認できた工程だけに「対応」を付けています 。 記載のない工程は各公式サイトでご確認ください(確認方針)。

研修担当の時間は3か所に消えている

研修・育成の仕事を分解すると、時間が消えるのは決まって3か所です。教材を作る時間。同じ質問に答える時間。同じ説明を繰り返す時間。 AIはこの3つそれぞれに、別の道具で効きます。

場面1:教材づくり — 下書きはAI、正しさは担当者

新人向け資料、手順書、研修スライドの構成。白紙から作る時間は、汎用AI(ChatGPT・Claude)のたたき台でまず縮みます。「経費精算の手順書を、初めての中途入社者向けに」という頼み方で骨組みを出させ、自社の実際の手順に直していく。資料作成の記事で書いた「構成の白紙時間を消す」使い方と同じです。

ここで重要なのが、社内の決まりごとはAIの一般知識では書けないこと。そこで次の場面に繋がります。

場面2:質問対応 — 「社内資料に答えさせる」型

研修後に必ず来る「あれ、どうやるんでしたっけ?」。この繰り返しに効くのが、手元の資料だけから答えるAIです。

NotebookLM(Gemini Notebook)は、読み込ませた資料の範囲でだけ答える設計なので、社内マニュアルを教材や要約に変える用途と噛み合います。マニュアル一式を読み込ませておけば、受講者は「どこに書いてあるか」を自分で引ける。無料版(ノートブック数・クエリ数に上限)で検証を始められます。

社内資料を外部サービスに読み込ませる行為になるため、規程確認が先である点は調べものAIの記事と同じです。恒常的な社内問い合わせ対応まで広げるなら、社内ヘルプデスクAIの記事の3方式が地続きになります。

場面3:説明の録画 — 繰り返しを資産に変える

同じ操作説明を人が繰り返しているなら、一度録画して配るほうが早い。Loom は画面を録画するだけで説明動画ができ、AIが文字起こしと要約まで用意します。口頭説明が「検索できる資産」に変わるのがポイントで、研修の録画・操作手順・引き継ぎに向きます。

無料枠は動画25本・1本5分・720pまで。5分で足りる単位に説明を割る制約は、実は教材として悪くない制約です(長い説明動画は見られません)。本格運用はBusinessプラン(AI込みは別プラン)という段差だけ確認しておいてください。動画教材をさらに編集・字幕まで整えたい場合は動画制作AIの記事が続きになります。

始める順番

  1. 今月の研修1本で、教材の下書きを汎用AIに出させてみる(効果が一番読みやすい)
  2. 質問が繰り返される領域のマニュアルを NotebookLM に読み込ませて検証(規程確認の上で)
  3. 繰り返している口頭説明を1つ、Loom で5分に録る

3つとも無料で検証が始められます。教育・研修カテゴリの一覧へ。

各ツールの向き・不向き

Gemini Notebook

Google

手元の資料だけを読ませて、その中から答えさせる。社内マニュアルを教材や要約に変える

導入難易度
すぐ使えるアカウント登録だけで試せる
利用者規模
個人 / チーム / 中小企業 / 大企業
無料プラン
無料プランあり
料金
無料版あり(100ノートブック・1ノートブックあたり50ソース・1日50クエリと3件の音声生成まで)。上限の引き上げは Google AI Plus / Pro / Ultra のサブスクリプション経由公式サイトで確認 / 2026-09-05 時点

こんな人に向いている

  • 既存のマニュアル・議事録から研修資料を作りたい人
  • 調べた資料の要点を出典つきで押さえたい人
  • まず無料で試したい人

こんな人には向かない

  • Web全体から調べさせたい(読ませた資料の範囲で答える設計)
  • 無料枠のまま大量の資料を扱いたい(1ノートブック50ソース・1日50クエリの上限がある)

無料プランで使い勝手を確認するGemini Notebook の公式サイトが開きます

Gemini Notebook の詳細(料金・法人要件・向き不向き)Gemini Notebook の代替

Loom

Loom (Atlassian)

画面を録画するだけで説明動画ができ、AIが文字起こしや要約まで用意する

導入難易度
すぐ使えるアカウント登録だけで試せる
利用者規模
個人 / チーム / 中小企業 / 大企業
無料プラン
無料プランあり
料金
Starter 無料(動画25本・1本5分まで・50メンバーまで・720p)/ Business 1ユーザー月額18ドル / **Business + AI 1ユーザー月額24ドル** / Enterprise 要見積。年払いで17%割引。**AI機能は Business + AI 以上**。米ドル建てのため実際の請求額は為替と決済経路で変わる公式サイトで確認 / 2026-09-05 時点

こんな人に向いている

  • 手順の説明を毎回口頭でしている
  • 会議を減らして録画で共有したい
  • まず無料で試したい

こんな人には向かない

  • 無料のまま本格運用したい(25本・1本5分・720pまで)
  • AI機能を安く使いたい(Business + AI は上位プラン)
  • 円建てで予算を組みたい

無料プランで使い勝手を確認するLoom の公式サイトが開きます

Loom の詳細(料金・法人要件・向き不向き)Loom の代替

ChatGPT

OpenAI

文章作成・要約・Excelの相談を1つの窓口で片づける

導入難易度
すぐ使えるアカウント登録だけで試せる
利用者規模
個人 / チーム / 中小企業 / 大企業
無料プラン
無料プランあり
料金
Free 無料 / Go(金額は公式料金ページの本文で確認できず)/ Plus 月額20ドル / Pro 月額200ドル / Business 1ユーザー月額25ドル(年払いなら20ドル・最低2ユーザー)/ Enterprise は要問い合わせ。2026年8月23日の 1ドル=158.965円 で換算すると Plus 約3,179円、Pro 約31,793円、Business 約3,974円(年払い約3,179円)。実際の請求額は決済時の為替と販売経路で変わる公式サイトで確認 / 2026-09-05 時点

こんな人に向いている

  • まずAIを業務で試したい会社員
  • 社内に展開する際、日本語の解説が多いほうがよい
  • 定型でない作業の相談相手が欲しい

こんな人には向かない

  • 音声の文字起こしを前提とした業務フローに単体で組み込みたい
  • 出力の確認工程を省きたい

無料プランで使い勝手を確認するChatGPT の公式サイトが開きます

ChatGPT の詳細(料金・法人要件・向き不向き)ChatGPT の代替

Claude

Anthropic

文字起こし済みのテキストを、そのまま配れる議事録の形に整える

導入難易度
すぐ使えるアカウント登録だけで試せる
利用者規模
個人 / チーム / 中小企業 / 大企業
無料プラン
無料プランあり
料金
Free 無料 / Pro 月額22ドル(年払いなら月あたり18ドル・年額220ドル)/ Max 5x 月額110ドル / Max 20x 月額220ドル / Team・Enterprise は要問い合わせ(Team Standard / Premium の金額は公式料金ページの本文で確認できず)。地域によって現地通貨で表示される場合があるため、実際の購入画面の金額を優先すること公式サイトで確認 / 2026-09-05 時点

こんな人に向いている

  • すでに文字起こしの手段があり、要約の品質を上げたい
  • 議事録以外(メール・資料読解・調査)にも同じ契約を使い回したい

こんな人には向かない

  • 音声から文字起こしまで任せたい(単体ではできない)
  • 会議への自動参加・自動録音が必要

無料プランで使い勝手を確認するClaude の公式サイトが開きます

Claude の詳細(料金・法人要件・向き不向き)Claude の代替

よくある質問

研修の内容そのものをAIに作らせて大丈夫ですか?
社内の規程・手順に関する研修は、AIの一般知識ではなく自社の資料を根拠にする必要があります。手元の資料だけから答えるNotebookLM型を使うか、AIの下書きを担当者が自社の実務に合わせて直す前提で使ってください。AIの出力をそのまま正とする運用は勧めません。
受講者の理解度確認にAIは使えますか?
教材から確認問題の下書きを作らせる使い方は現実的です。ただし評価(合否・人事への反映)に使う場合は、人事データを扱うAIと同じ慎重さが要ります。理解度確認と人事評価は分けて設計してください。

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