掲載 2026年9月7日発表 2026年9月2日新機能・仕様変更海外影響がある

Google Workspace Studio に Drive・Gmail・Chat の4つの新ステップ|ファイル移動やメール返信の自動化を、管理者がステップ単位で止められる

Google は2026年9月2日、Workspace Studio のフローに「Drive ファイル/フォルダの移動」「同コピー」「メールへの返信」「Chat への返信」の4ステップを追加すると発表した。管理者は個々のステップを無効化でき、社外にデータが共有されうる操作には利用者の承認を必須にできる。Drive と Chat のステップは9月8日、Gmail のステップは9月14日から展開。

出典:Google Workspace Updates使っているツールの挙動が変わる可能性がある更新

何が変わったか

Google は 2026年9月2日、Workspace Studio のフローで使える4つの新しいステップを発表しました。

ステップできること
Drive ファイル/フォルダのコピーフローの実行時にファイルやフォルダを複製する。テンプレートからの生成や受付処理向け
Drive ファイル/フォルダの移動手作業なしにファイルを所定の場所へ動かし、プロジェクトフォルダを整理する
メールへの返信既存のスレッド内で返信を送る。サポート・仕分け・タスク追跡の文脈を保てる
Chat への返信特定のスペースやスレッドに書式付きで返信する。Markdown による装飾・箇条書き・コードブロックに対応

管理者向けには、個々のステップを無効化する設定と、社外の相手にデータが共有されうる操作で利用者の承認を必須にする設定が用意されます。

展開の順序が特徴的です。

  • Drive と Chat のステップ: 管理者向け設定は9月1日から、機能そのものは9月8日から
  • Gmail のステップ: 管理者向け設定は9月8日から、機能は9月14日から

どちらも「設定が先、機能が後」の順で配られます。管理者が止める余地を確保してから開放する、という運びです。

対象は Business Starter/Standard/Plus、Enterprise Standard/Plus、Education Fundamentals/Standard/Plus と、AI Expanded Access を含む一部のアドオンです。

会社員への影響

自動化として素直に効くのは Drive の2つです。「申請書が届いたら案件フォルダにコピーして、テンプレートを複製する」という受付作業は、多くの部署で人が手で回しています。

メールと Chat の返信は便利さと同じだけ注意が要ります。返信が自動で飛ぶ以上、宛先が社外なら誤送信の影響も自動で広がります。承認を必須にできる設定があるのはそのためで、最初は承認ありで運用して様子を見るのが現実的な線でしょう。

確認できていないこと

  • 各ステップの管理者設定の既定値(有効か無効か)。発表に記載がない
  • フローの実行回数や上限
  • Business Starter でどこまで使えるかの詳細

会社員の業務への影響

Google Workspace を使っている会社で、届いた書類を所定のフォルダへ移す、テンプレートを複製して案件フォルダを作る、問い合わせスレッドに返信する、といった定型作業をフローに組める。一方で「メールを自動返信する」「ファイルを自動で動かす」は事故が起きやすい操作でもあり、Google は管理者がステップ単位で止める設定を先に配っている。

確認しておくこと:情シスは、9月8日と14日の展開前に管理コンソールで各ステップの有効/無効と、社外共有時の承認要否を決めておく。既定の状態がどうなるかは発表に書かれていないため、展開後に確認する。

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出典:Google Workspace Updates掲載内容は2026年9月7日時点で確認したものです。原文もあわせてご確認ください。

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