会計ソフトがあるのに経費精算AIが要る理由|「手前の工程」を図解する

こんな人向け:会計ソフトは導入済みなのに、経費精算の紙とExcelが減らない経理担当

情報確認:2026年8月30日 料金・プラン内容は変更されることがあります。契約前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。 当サイトでは料金情報を90日ごとに再確認する運用にしています(確認方針)。

比較表:どれが自分に合うか

会計ソフトがあるのに経費精算AIが要る理由|「手前の工程」を図解する の比較表
ツール向いている人導入難易度利用者規模無料プラン料金
バクラク請求書・経費精算の入力と承認に時間を取られている経理部門管理者・情シスの対応が必要中小企業 / 大企業無料枠・試用のみ個別見積無料枠・試用のみ料金非公開
楽楽精算経費精算が紙とExcelで回っている企業管理者・情シスの対応が必要中小企業 / 大企業無料枠・試用のみプラン数は要確認無料枠・試用のみ料金公開
freee会計経理専任者がいない中小企業・一人法人初期設定が必要中小企業無料枠・試用のみ3プラン無料枠・試用のみ料金公開
マネーフォワード クラウド仕訳の精度を重視する企業初期設定が必要中小企業 / 大企業無料枠・試用のみ3プラン無料枠・試用のみ料金公開

料金・機能は変動します。契約前に必ず各公式サイトで最新の条件をご確認ください。 評価の付け方は評価基準に掲載しています。

業務のどの工程を任せられるか

  1. 1受領・回収
  2. 2入力(OCR)
  3. 3申請・承認
  4. 4記帳・仕訳
  5. 5決算
ツール受領・回収入力(OCR)申請・承認記帳・仕訳決算
バクラク対応対応対応記載なし記載なし
楽楽精算記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし
freee会計記載なし記載なし記載なし対応対応
マネーフォワード クラウド記載なし記載なし記載なし対応対応

入力・承認を担う製品と、記帳・決算を担う会計ソフトは競合ではありません。担当工程が違うため、併用が前提になります。

「記載なし」は「できない」という意味ではありません。 提供元の公表情報で確認できた工程だけに「対応」を付けています (このカテゴリでは 4 製品中 3 製品を確認済み)。 記載のない工程は各公式サイトでご確認ください(確認方針)。

「もう会計ソフトあるんだけど」への答え

経費精算のAIツールを提案すると、ほぼ必ずこう返ってきます。「うち、freee(またはマネーフォワード)あるよ?」

もっともな疑問で、答えは工程図で見るのが早い。経費精算の流れを分解します。

社員が領収書を撮る → 申請を入力する → 上長が承認する → 経理が確認する → 【会計ソフトに仕訳が入る】

会計ソフトの主戦場は最後の仕訳から先(帳簿・決算・申告)です。ところが経理と社員の時間が消えているのは、その手前の4工程。読み取り、入力、承認、確認。ここを専門に減らすのが、バクラク(入力と承認の工程を減らす設計)や楽楽精算(読み取りと交通費入力の自動化)という「手前の製品」です。

つまり関係は置き換えではなく分担。バクラクの台帳にも「会計ソフトの代替ではなく併用」と明記されています。

併用の判断材料

手前の製品を足す価値は、手前の工程の量で決まります。

  • 月の申請件数 — 少なければ会計ソフト内蔵機能で足りることも(FAQ参照)
  • 紙の領収書の割合 — 読み取り自動化の効き幅
  • 承認ルートの複雑さ — 規程どおりの多段承認は専用製品の得意領域

費用の形はツールで異なり、楽楽精算は初期10万円+月3万円〜の公表価格(調査記事)、バクラクは製品ごとの個別見積(無料トライアルあり)です。見積前の準備はこちらの5項目が使えます。

進め方

  1. 上の工程図で、自社の時間がどこに消えているかを塗る
  2. 手前の工程が重いなら、今の会計ソフトと繋がる手前製品を候補化(連携が最重要条件)
  3. 件数・人数を添えてトライアル/見積へ

経理カテゴリの全ツールと工程表へ。導入ガイドは経理AIガイドへ。

各ツールの向き・不向き

バクラク

株式会社LayerX / 国内製品

会計ソフトの手前にある入力と承認の工程を減らす

導入難易度
管理者・情シスの対応が必要法人契約や既存システムとの連携が前提
利用者規模
中小企業 / 大企業
無料プラン
無料枠・試用のみ
料金
体系的な料金表は非公開(製品ごとの個別見積)。バクラク申請は月額費用1万円〜(税抜)と公式に記載。無料トライアルあり非公開・要問い合わせ / 2026-09-05 時点

こんな人に向いている

  • 請求書・経費精算の入力と承認に時間を取られている経理部門
  • すでに会計ソフトを導入済みの企業

こんな人には向かない

  • 会計ソフトの置き換えを探している(代替ではなく併用)
  • 総額を先に確定させたい(製品ごとの個別見積)

無料プランで使い勝手を確認するバクラク の公式サイトが開きます

バクラク の詳細(料金・法人要件・向き不向き)バクラク の代替

楽楽精算

株式会社ラクス / 国内製品

領収書の読み取りと交通費の入力を自動化し、経費精算の申請と差し戻しを減らす

導入難易度
管理者・情シスの対応が必要法人契約や既存システムとの連携が前提
利用者規模
中小企業 / 大企業
無料プラン
無料枠・試用のみ
料金
初期費用100,000円 / 月額30,000円〜(いずれも税抜。税込では初期110,000円・月額33,000円〜)。月額は利用従業員数とオプション内容で変わる。トライアルあり公式サイトで確認 / 2026-09-05 時点

こんな人に向いている

  • 経費精算が紙とExcelで回っている企業
  • 承認ルートを自社の規程に合わせたい組織
  • 交通費の精算件数が多い部門

こんな人には向かない

  • 予算を先に固めたい(従業員数とオプションで変わる個別見積)
  • 会計ソフトの置き換えを探している場合(精算に特化)

無料プランで使い勝手を確認する楽楽精算 の公式サイトが開きます

楽楽精算 の詳細(料金・法人要件・向き不向き)楽楽精算 の代替

freee会計

フリー株式会社 / 国内製品

簿記に不慣れでも運用でき、経理専任者がいなくても回る

導入難易度
初期設定が必要連携設定や初期構築の時間を見込む
利用者規模
中小企業
無料プラン
無料枠・試用のみ
料金
法人向けは スターター 月額5,480円〜(初年度法人向け)/ スタンダード 月額8,980円〜(小規模企業向け)/ アドバンス 月額39,780円〜(中小企業向け・いずれも税込)、エンタープライズは要問い合わせ。いずれも従量課金が別途加算され、年払いは最大25%割引。30日間の無料お試しあり(登録はメールアドレスのみ・自動課金なし)。メンバー追加は経理・経営者相当が年額払いで月300円/人から公式サイトで確認 / 2026-09-05 時点

こんな人に向いている

  • 経理専任者がいない中小企業・一人法人
  • 簿記の知識に不安がある担当者
  • 請求書・経費精算まで含めてコストを抑えたい企業

こんな人には向かない

  • 簿記に慣れた経理担当者(独自の用語・操作体系に戸惑うとの評価)
  • 仕訳の細かい制御を重視する場合
  • 連結会計・上場準備の要件がある企業(別途確認が必要)

無料プランで使い勝手を確認するfreee会計 の公式サイトが開きます

freee会計 の詳細(料金・法人要件・向き不向き)freee会計 の代替

マネーフォワード クラウド

株式会社マネーフォワード / 国内製品

仕訳の精度と税理士との連携を保ったまま、記帳の手間を減らす

導入難易度
初期設定が必要連携設定や初期構築の時間を見込む
利用者規模
中小企業 / 大企業
無料プラン
無料枠・試用のみ
料金
法人向けは ひとり法人 月額3,980円(年払いなら月あたり2,480円)/ スモールビジネス 月額5,980円(年払い4,480円)/ ビジネス 月額7,980円(年払い6,480円)。いずれも税抜。ひとり法人は新設法人1年目・経営者1名、スモールビジネスは利用者3名以下が目安。1ヶ月の無料トライアルあり(クレジットカード登録不要)公式サイトで確認 / 2026-09-05 時点

こんな人に向いている

  • 仕訳の精度を重視する企業
  • 税理士と密に連携する企業
  • 連結会計・上場準備の要件がある企業

こんな人には向かない

  • 簿記に不慣れな担当者だけで運用したい(学習コストが高いとの評価)
  • フル機能で費用を抑えたい(組み合わせ型で総額が膨らみやすい)

無料プランで使い勝手を確認するマネーフォワード クラウド の公式サイトが開きます

マネーフォワード クラウド の詳細(料金・法人要件・向き不向き)マネーフォワード クラウド の代替

よくある質問

会計ソフト側の機能で足りる場合もありますか?
あります。freeeやマネーフォワードにも精算系の機能があり、申請件数が少なくシンプルな承認フローなら会計ソフト側で完結することもあります。専用製品が効くのは、件数が多い・承認ルートが複雑・紙の領収書が大量、という条件が揃ったときです。

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