タスク管理ツールのAI機能で何が変わるか|進捗を「聞く」仕事が減る

こんな人向け:チームの進捗確認・状況共有のやり取りが多く、タスク管理ツールの導入や乗り換えを考えている人

情報確認:2026年8月30日 料金・プラン内容は変更されることがあります。契約前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。 当サイトでは料金情報を90日ごとに再確認する運用にしています(確認方針)。

比較表:どれが自分に合うか

タスク管理ツールのAI機能で何が変わるか|進捗を「聞く」仕事が減る の比較表
ツール向いている人導入難易度利用者規模無料プラン料金
Asana部署をまたぐプロジェクトの進捗が見えないチーム初期設定が必要個人 / チーム / 中小企業 / 大企業無料プランあり5プラン無料プランあり一部料金公開
ClickUpプロジェクト管理ツールを1つに集約したい初期設定が必要個人 / チーム / 中小企業 / 大企業無料プランあり複数プラン無料プランあり一部料金公開
Backlogメールとチャットで依頼が流れて追えなくなっている組織初期設定が必要チーム / 中小企業 / 大企業無料プランあり5プラン無料プランあり料金公開
monday.comプロジェクトの進捗が個人任せになっている初期設定が必要チーム / 中小企業 / 大企業無料プランあり5プラン無料プランあり一部料金公開
Notion AI資料の置き場所がツールごとに分かれているチーム初期設定が必要個人 / チーム / 中小企業 / 大企業無料プランあり4プラン無料プランあり一部料金公開
AirtableExcelで管理していた台帳をチームで共有したい初期設定が必要個人 / チーム / 中小企業 / 大企業無料プランあり4プラン無料プランあり一部料金公開
kintoneExcelの共有ファイルで案件管理をしている組織初期設定が必要中小企業 / 大企業なし3プラン無料プランなし料金公開

料金・機能は変動します。契約前に必ず各公式サイトで最新の条件をご確認ください。 評価の付け方は評価基準に掲載しています。

業務のどの工程を任せられるか

  1. 1タスクの起票
  2. 2進捗の可視化
  3. 3進捗の要約・報告
  4. 4次の作業の提案
  5. 5定型の更新を自動化
ツールタスクの起票進捗の可視化進捗の要約・報告次の作業の提案定型の更新を自動化
Asana対応対応対応対応対応
ClickUp対応対応対応対応対応
Backlog対応対応対応記載なし記載なし
monday.com対応対応対応対応対応
Notion AI記載なし記載なし対応対応対応
Airtable記載なし対応対応記載なし対応
kintone対応対応対応記載なし記載なし

タスク管理ツールのAIは「進捗をまとめる」「次にやることを出す」といった報告側の工程で差が出ます。会議の決定事項からタスクを起こす部分と繋げると効果が大きくなります。

「記載なし」は「できない」という意味ではありません。 提供元の公表情報で確認できた工程だけに「対応」を付けています 。 記載のない工程は各公式サイトでご確認ください(確認方針)。

AIが減らすのは「作業」より「確認」

タスク管理ツールのAI機能というと、タスクを自動でこなしてくれる想像をしがちですが、実際に載っているのは別の機能です。状況の要約と、次の作業の洗い出し。

ClickUp は「AIに進捗の要約や次の作業の洗い出しを任せられる」設計ですし、monday.com は定型の更新や振り分けをAIが引き受けます。Chatwork のようなチャット側でも長いスレッドの要約が載ってきています。

つまり減るのは、「今どうなってる?」と聞いて回る時間と、聞かれて答える時間です。進捗確認のやり取りが1日に何往復もあるチームほど、効果の出方が大きい。逆に、2〜3人で口頭で足りているチームには、AI機能はまだ過剰かもしれません。ここが導入判断の起点です。

見落とされる選定軸:課金の構造

タスク管理ツールは全員で使って初めて機能します。だから料金は「単価×人数」で跳ね、課金の構造そのものが選定条件になります。当サイトの台帳から、構造の違いを並べます。

1ユーザー課金型 — Asana(Starter 1ユーザー月額1,200円・年払い)や ClickUp、monday.com。人数に素直に比例します。有料の最低契約人数(Asanaは2ユーザーから)がある点も見ておきます。

プラン固定型 — Backlog は人数課金ではなく、プランごとの固定額です。30人で使っても固定なら、1人あたりに直すと人数課金より安くなる局面があります。10ユーザー・1プロジェクトまでの無料プランで試してから上げられるのも実務的です。

閲覧無料型 — Airtable は編集権限を持つユーザーだけが課金対象で、閲覧だけの人には課金されません。「入力するのは数人、見るのは全社」という使い方なら、この構造は効きます。

最低人数あり — kintone はライト/スタンダードコースが最低10ユーザーからです。1ユーザー単価だけ見て「安い」と判断すると、最低契約で想定が崩れます。

同じ「1人月額1,000〜2,000円前後」に見えるツールでも、30人チームの年間総額に直すと順位が入れ替わります。月額の見た目で比べられない話は予算だけで選べない理由で詳しく書きました。

AI機能はどのプランで使えるかを見る

もうひとつの落とし穴は、AI機能とプランの対応です。Notion AI はフリー・プラスでは体験版相当で、フル機能はビジネスプラン以上と公式に整理されています。「AI搭載」という紹介だけ見て下位プランを契約すると、目当ての機能が使えないことがあります。

確認はシンプルで、「省きたい作業」を1つ決めて、それができるプランを特定し、その単価×人数で総額を出す。この3手順だけです。

まとめ

  • タスク管理のAIが減らすのは確認のやり取り(進捗の要約・次作業の洗い出し)
  • 料金は構造で比べる:人数課金 / プラン固定 / 閲覧無料 / 最低人数あり
  • AI機能が使えるプランの条件をツールごとに確認する
  • まず無料プランで「チームが入力を続けるか」を確かめてから有料化する

各ツールの料金・向き不向きは下のカードから。タスク・プロジェクト管理の全ツールはカテゴリページにあります。

各ツールの向き・不向き

Asana

Asana, Inc.

誰が何をいつまでにやるかを1か所に集め、進捗確認のやり取りをなくす

導入難易度
初期設定が必要連携設定や初期構築の時間を見込む
利用者規模
個人 / チーム / 中小企業 / 大企業
無料プラン
無料プランあり
料金
Personal 無料 / Starter 1ユーザー月額1,200円(年払い)・1,475円(月払い)/ Advanced 1ユーザー月額2,700円(年払い)・3,300円(月払い)。有料プランの最低契約は2ユーザーから。公式の料金ページに税込・税別の明記はない。Enterprise / Enterprise+ は料金非公開(営業への問い合わせ)公式サイトで確認 / 2026-09-05 時点

こんな人に向いている

  • 部署をまたぐプロジェクトの進捗が見えないチーム
  • まず無料で試したい少人数のチーム
  • AI機能を有料プランの範囲で使いたい組織

こんな人には向かない

  • 無料プランのままAI機能を使いたい(有料プランが前提)
  • 日本語の情報量や国内サポートを最重視する場合

無料プランで使い勝手を確認するAsana の公式サイトが開きます

Asana の詳細(料金・法人要件・向き不向き)Asana の代替

ClickUp

ClickUp (Mango Technologies, Inc.)

タスクと資料を1か所にまとめ、AIに進捗の要約や次の作業の洗い出しを任せられる

導入難易度
初期設定が必要連携設定や初期構築の時間を見込む
利用者規模
個人 / チーム / 中小企業 / 大企業
無料プラン
無料プランあり
料金
Free Forever 無料(ストレージ60MB・5スペース)/ Unlimited 1ユーザー月額10ドル(年払い7ドル)/ Business 1ユーザー月額19ドル(年払い12ドル)/ Enterprise 要見積。**AI機能は別料金**で Brain AI 1ユーザー月額9ドル、Everything AI 1ユーザー月額28ドル。米ドル建てのため実際の請求額は為替と決済経路で変わる公式サイトで確認 / 2026-09-05 時点

こんな人に向いている

  • プロジェクト管理ツールを1つに集約したい
  • 無料から試したい
  • データの所在を選びたい

こんな人には向かない

  • AI機能を安く使いたい(本体とは別料金)
  • SAML SSO や監査ログが要る(Enterprise限定)
  • 日本語の情報が多いほうがよい

無料プランで使い勝手を確認するClickUp の公式サイトが開きます

ClickUp の詳細(料金・法人要件・向き不向き)ClickUp の代替

Backlog

株式会社ヌーラボ / 国内製品

案件の依頼・進捗・履歴を1か所にまとめ、「今どうなっているか」を聞かなくて済む状態にする

導入難易度
初期設定が必要連携設定や初期構築の時間を見込む
利用者規模
チーム / 中小企業 / 大企業
無料プラン
無料プランあり
料金
フリープラン 無料(最大10ユーザー・1プロジェクトまで)/ スターター 月額2,700円(税抜)・2,970円(税込)/ スタンダード 月額16,000円(税抜)・17,600円(税込)/ プレミアム 月額27,000円(税抜)・29,700円(税込)/ プラチナ 月額75,000円(税抜)・82,500円(税込)。ユーザー単位ではなくスペース1つあたりの料金で、スターターは30ユーザーまで、スタンダード以上はユーザー数無制限。どのプランも30日間の無料お試しあり公式サイトで確認 / 2026-09-05 時点

こんな人に向いている

  • メールとチャットで依頼が流れて追えなくなっている組織
  • 開発と非開発の部署が同じ場所で進捗を見たいチーム
  • 国内のサポートを重視する企業

こんな人には向かない

  • 1人あたり課金で少人数だけ使いたい場合(スペース単位の課金)
  • まず無料のまま使い続けたい(無料お試しは30日間)

無料プランで使い勝手を確認するBacklog の公式サイトが開きます

Backlog の詳細(料金・法人要件・向き不向き)Backlog の代替

monday.com

monday.com Ltd.

案件やタスクの進み方を1つの板で見渡せて、AIが定型の更新や振り分けを引き受ける

導入難易度
初期設定が必要連携設定や初期構築の時間を見込む
利用者規模
チーム / 中小企業 / 大企業
無料プラン
無料プランあり
料金
**円建て。** Work Management: Free 0円(2シートまで)/ Basic 1シート月額1,300円 / Standard 1,650円 / Pro 3,200円 / Enterprise 要見積(いずれも年間課金)。CRM は Basic 1,560円〜、Service は Standard 4,219円〜、Dev は Basic 1,215円〜と**製品ごとに価格が違う**。AIクレジットは Basic 月1,000 / Standard 2,000 / Pro 3,000。年間課金で18%割引公式サイトで確認 / 2026-09-05 時点

こんな人に向いている

  • プロジェクトの進捗が個人任せになっている
  • 円建ての価格で予算を組みたい
  • 営業やサポートも同じ仕組みに乗せたい

こんな人には向かない

  • 無料で本格運用したい(2シートまで)
  • AIを使い放題にしたい(プランごとにクレジット上限がある)
  • 用途ごとに製品が分かれるのが煩わしい

無料プランで使い勝手を確認するmonday.com の公式サイトが開きます

monday.com の詳細(料金・法人要件・向き不向き)monday.com の代替

Notion AI

Notion Labs, Inc.

社内に散らばった資料と議事録を1か所にまとめ、そこから答えを引ける状態にする

導入難易度
初期設定が必要連携設定や初期構築の時間を見込む
利用者規模
個人 / チーム / 中小企業 / 大企業
無料プラン
無料プランあり
料金
フリー 0円 / プラス 1メンバー月額2,000円(年払いなら1,650円)/ ビジネス 1メンバー月額3,800円(年払いなら3,150円)/ エンタープライズ 要見積。**Notion AI(Notionエージェント・AI ミーティングノート・エンタープライズサーチ)はビジネス以上に含まれ**、フリーとプラスは試用のための限定利用のみ。単体の Notion AI アドオンは現在の料金ページに無い。カスタムエージェントはビジネス以上のアドオン「Notionクレジット」で実行量に応じて課金(金額は料金ページ本文に無し)公式サイトで確認 / 2026-09-05 時点

こんな人に向いている

  • 資料の置き場所がツールごとに分かれているチーム
  • タスクと議事録を同じ場所で管理したい部署
  • まず無料で使い勝手を確かめたい人

こんな人には向かない

  • 既存の文書管理を置き換えずに検索だけ足したい組織
  • 監査ログが要件で、エンタープライズプランの予算が取れない場合

無料プランで使い勝手を確認するNotion AI の公式サイトが開きます

Notion AI の詳細(料金・法人要件・向き不向き)Notion AI の代替

Airtable

Formagrid, Inc.

表計算の感覚でデータベースを作れて、閲覧だけの人には課金されないので全社に共有しやすい

導入難易度
初期設定が必要連携設定や初期構築の時間を見込む
利用者規模
個人 / チーム / 中小企業 / 大企業
無料プラン
無料プランあり
料金
Free 無料 / Team 1ユーザー月額24ドル(年払いなら月あたり20ドル)/ Business 1ユーザー月額54ドル(年払いなら45ドル)/ Enterprise Scale は個別見積。**課金は編集権限を持つユーザーのみ**で、閲覧専用ユーザーは課金されない。AI機能の料金は料金ページに記載が無い。米ドル建てのため実際の請求額は為替と決済経路で変わる公式サイトで確認 / 2026-09-05 時点

こんな人に向いている

  • Excelで管理していた台帳をチームで共有したい
  • 見るだけの人が多い
  • 無料から試したい

こんな人には向かない

  • AI機能の料金を先に把握したい(料金ページに記載が無い)
  • 日本語の情報が多いほうがよい
  • 円建てで予算を組みたい

無料プランで使い勝手を確認するAirtable の公式サイトが開きます

Airtable の詳細(料金・法人要件・向き不向き)Airtable の代替

kintone

サイボウズ株式会社 / 国内製品

Excelと紙で回している業務をアプリ化し、進捗と履歴が誰からも見える状態にする

導入難易度
初期設定が必要連携設定や初期構築の時間を見込む
利用者規模
中小企業 / 大企業
無料プラン
なし
料金
ライトコース 月額1,000円 / スタンダードコース 月額1,800円 / ワイドコース 月額3,000円(いずれも1ユーザーあたり・税抜)。最小契約はライトとスタンダードが10ユーザー、ワイドが1,000ユーザー。年額契約は1ユーザーあたり12,000円 / 21,600円 / 36,000円公式サイトで確認 / 2026-09-05 時点

こんな人に向いている

  • Excelの共有ファイルで案件管理をしている組織
  • 部署ごとに必要な業務アプリを自分たちで作りたいチーム
  • 国内のサポートを重視する企業

こんな人には向かない

  • 10名未満で使いたい(最小契約が10ユーザーのため割高になる)
  • 完成品のシステムをそのまま使いたい(自分で組み立てる前提)

公式サイトで最新の料金を確認するkintone の公式サイトが開きます

kintone の詳細(料金・法人要件・向き不向き)kintone の代替調査記事

よくある質問

今Excelで管理していますが、いきなり有料ツールに移るべきですか?
移行の失敗要因は費用よりも「チームが入力しなくなる」ことなので、まず無料プランで運用が続くかを確かめるのが安全です。この記事のツールの多くに無料プランがあり、Backlogは10ユーザー・1プロジェクトまで無料で使い続けられます。
AI機能のためだけに上位プランへ上げる価値はありますか?
AI機能が使えるプランの条件はツールごとに違い、たとえばNotion AIのフル機能はビジネスプラン以上です。「AIで何を省きたいか」を1つ特定し、それが該当プランで本当にできるかを無料枠やトライアルで確かめてから判断してください。

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